“物流危機”がトラックを変える 6月21日 18時12分 38億個ーーー。これは日本で去年1年間(2016年)に、トラックで運ばれた宅配便の数です。年々増加している背景にはネット通販の拡大があります。その一方で、荷物を運ぶドライバー不足が深刻になり、長時間労働が社会問題となっています。 かつてない“物流危機”ともいえる状況に直面している運送業界。いま、全く新しい物流のカタチを模索し始めています。(経済部 吉武洋輔記者) 人手不足の対策に 今月8日からの3日間、千葉市の幕張メッセで「TTSショー」というイベントが開かれました。トラック・トレーラー・スペシャルビークル(特装車)の略で、簡単に言えばモーターショーのトラック版です。 モーターショーよりも来場者の数が少なく、一見地味な印象ですが、会場を見て回ると、今まで見たことがない車両が数多く展示されていることに気付きました。その1台1台が人手不足の解消のため、さまざまな工夫が施されているのです。 まず目を引いたのが、巨大なトレーラー付きのトラックでした。全長が23メートルを超える車両です。主に自動車部品などの工場間輸送に使われる車両で、ドライバー不足の中、1回

情報源: “物流危機”がトラックを変える|NHK NEWS WEB