
誤出荷とは
物流部門として、様々な現場作業がありますが、
管理者が最も危惧しているのは「誤出荷の発生」ではないでしょうか?
まず何をもって誤出荷の定義ですが、
受け取った側が「違うものが届いた」は誤出荷ではありません。
受け取った側の勘違いや出荷データ生成の段階でのエラーもあるからです。
ここでの誤出荷とは、出荷指示データに対しての商品と数量と異なる内容で出荷した状況を指します。
この段階で、必ず必要なのはWMS(倉庫管理システム)になります。
そもそもWMSが無いと、出荷予定に対しての出荷実績が把握できないからです。
誤出荷が発生する現場によくある原因
問題はWMSは利用していてハンディターミナルによる出荷検品を行っているが、誤出荷があるケースです。
原則として、ハンディの検品が行えるWMSシステムがあれば誤出荷はありません。
その為のシステムと言っても過言ではないからです。
ではなぜ発生するのか?
こんな条件が起きていないでしょうか?
- HT未検品のまま配送された事がある。
- 扱う商品のサイズが多岐に渡る。
- 検品場所を確保できる余裕が無い。
これらの場合は作業員のミスではありません。
出荷実績データと現場レイアウトの紐づけが出来ていない管理側の問題となります
こう書くと解決策は非常にシンプルですが、現場に落とし込むためには、工夫とエネルギーがいります。
弊社ではこれまでの実例をベースに現場に沿った提案を致しますので、お気軽にご相談下さい。